銀行や消費者金融、クレジットカードなどでお金を借りると、必ず利息を取られます。
金融機関から見れば商売でお金を貸すのですから、利息を取るのは当たり前です。
しかし借りる人の立場で考えると、やはり利息は痛いのが本音でしょう。
利息は当たり前と頭では分かっていても、それでも心の中で、もったいない、という気持ちが湧いてきてしまうのです。
しかし、ものは考えようです。
もしもお金に困った時に誰かが貸してくれたら、実に有り難いことです。
ですから借してくれた人に対して、自発的に何らかのお礼をするのは当然です。
利息とは、つまりお礼のようなものだと考えれば良いのです。
そうすれば、より気持ち良く利息を払えるのではないでしょうか。
しかし、そんな気持ちの良い借金も程度によります。
すぐに返済できる金額であれば感謝の気持ちも沸くでしょうが、自分の返済能力を超えた負債を背負ってしまえば、感謝の念を感じる心の余裕などは全く無くなってしまうに違いありません。
また、限度を超えた借金は、その利息も桁違いに大きく膨らんでしまうと考えられます。
すると感謝の気持ちを込めて利息を支払うなどは夢の夢です。
きっと利息の支払い負担が恐怖に感じてしまうことでしょう。
結論を言うと、自分の限度を超えた借金など、絶対にしてはいけないということです。
限度の範囲内であれば、利息の支払いも何とかお礼と感じられます。
それで納得できるはずです。
そんな納得できる借金だけするようにしましょう。
それが健全なお金の借り方というものです。